築年数が経つにつれて、外壁の色あせが目立ちはじめ、気になる方も多いのではないでしょうか。
せっかくのマイホーム、長く綺麗に住み続けたいですよね。
今回は、外壁塗装で色あせしにくい色の選び方や、色あせを防ぐための塗料の選び方について解説していきます。
この記事を読めば、色あせしにくい外壁塗装を実現するための知識が得られますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
□外壁塗装の色で色あせしにくい色とは?
外壁塗装で色あせしにくい色を選ぶことは、マイホームを長く美しく保つために非常に大切です。
では、具体的にどのような色を選べば良いのでしょうか。
代表的な色と、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
1: 白色の特徴
白色は、太陽光を吸収しにくく、紫外線の影響を受けにくいことから、最も色あせしにくい色として知られています。
そのため、外壁塗装で色あせを気にされる方にはおすすめです。
しかし、白色は汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。
汚れが目立つのが気になる方は、定期的な清掃を心がけるようにしましょう。
2: 黒色の特徴
黒色は、白色に次いで色あせしにくい色です。
色の原子の結びつきが強固なため、紫外線に強い特性があります。
また、白色よりも汚れが目立ちにくいというメリットもあります。
3: 青色の特徴
青色は、光を反射するため、紫外線の影響を受けにくく、劣化しにくい色です。
さらに、白色や黒色よりも汚れが目立ちにくいといった特徴もあります。
明るい印象を与える水色は、外壁塗装でも人気色です。
4: 色あせしやすい色
赤・黄・緑など、原色に近い鮮やかな色や暖色系の色は、紫外線に弱く、色あせしやすいとされています。
近年人気の黄色や緑色も色落ちしやすいですが、少しトーンを抑えてクリームやダークグリーンにすると、劣化しにくくなります。
□色持ちをよくする4つの塗料選びポイント
色あせしにくい色を選ぶことは大切ですが、塗料選びも色あせ防止に重要な役割を果たします。
ここでは、色持ちをよくする4つの塗料選びポイントをご紹介します。
1: 耐久性の高い塗料を選ぶ
耐久性の高い塗料を選ぶことは、色あせを防ぐための基本です。
耐用年数が短い塗料は、紫外線の影響を受けやすく、色あせしやすい傾向にあります。
一方、耐用年数が長い塗料は、紫外線に強く、色あせしにくいと言えるでしょう。
例えば、耐用年数が8~10年のウレタン塗料よりも、15年~のフッ素塗料や無機塗料を選ぶことで、色あせを抑制できます。
2: ラジカル制御塗料を選ぶ
ラジカル制御塗料は、紫外線による劣化を抑制する効果があります。
塗料に含まれる酸化チタンは、紫外線を浴びることでラジカルと呼ばれる劣化因子を発生させてしまいます。
ラジカル制御塗料は、このラジカルの発生を抑えることで、塗膜の劣化を防ぎ、色あせを防ぐ効果が期待できます。
耐久年数が長い塗料が予算的に難しい場合は、ラジカル制御塗料を選ぶのも一つの選択肢です。
3: 光触媒塗料を選ぶ
光触媒塗料は、汚れが付きにくい塗料として知られています。
光触媒の働きにより、汚れを分解し、雨で洗い流せるため、常に綺麗な状態を保てます。
色あせだけでなく、汚れも気になるという方は、光触媒塗料がおすすめです。
4: 艶あり塗料を選ぶ
塗料には、艶ありと艶消しの2種類があります。
艶あり塗料は、艶消し塗料に比べて、紫外線に強く、色あせしにくいという特徴があります。
ただし、艶あり塗料は、光を反射するため、建物の温度が上昇しやすいというデメリットもあります。
そのため、建物の温度上昇が気になる場合は、艶消し塗料を選ぶことも検討しましょう。
□まとめ
外壁塗装の色あせを防ぐには、色選びと塗料選びが重要です。
色あせしにくい色としては、白色、黒色、青色が挙げられます。
塗料選びでは、耐久性の高い塗料、ラジカル制御塗料、光触媒塗料、艶あり塗料を選ぶことで、色あせを抑制できます。
これらのポイントを参考に、色あせしにくい外壁塗装を実現しましょう。
尼崎市周辺でより快適な家づくりをしたいとお考えの方は、地域密着型ですぐに駆け付けられる当社にぜひ一度ご相談ください。
コメント