住宅のリフォームや塗装工事に興味を持っているものの、塗装会社の選び方に不安を持たれている方は、多くいらっしゃるかもしれません。
外壁塗装会社の選び方には正確な情報が必要です。
この記事では、外壁塗装の落とし穴と、信頼できる塗装会社の選び方を紹介します。
□外壁塗装の落とし穴とは
外壁塗装業は資格なしでも開業可能です。
そのため、技術のない会社が市場に溢れており、詐欺やトラブルが増加しています。
公共財団法人「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」によると、住宅に関する相談は右肩上がりに増加しており、塗装業に関するトラブルも多く含まれています。
さらに、昨今は30~50年前に建てられた住宅のリフォームが流行っており、それに便乗する形で技術を持たない名前だけの塗装会社も増えてきています。
こういった背景から外壁塗装における詐欺やトラブルが目立つようになっているのです。
*訪問販売のトラブル
訪問販売では、高額な料金設定からの大幅割引などの手法で顧客を騙すケースがあります。
これらの会社は、しばしば資格を持たず、消費者の不満足な工事を引き起こします。
例えば、会社が「通りがかった時に、あなたの住宅の外壁が崩れかかっているのを発見しました」と偽り、訪問販売の形で修理を持ちかける場合があります。
また、最初に異常に高い料金を設定し、その後「お客様だけ特別に50%割引させて頂きます」と大幅な割引を行うこともあります。
これは、そもそもの料金が高いため、割引後の価格でも十分利益が出る仕組みです。
*下請け構造
この構造では、営業が得意な会社が契約を取り、技術のある会社に下請けします。
しかし、予算が限られているため、十分な品質の工事ができない可能性があります。
具体的には、営業の上手い会社が仕事をとり、その仕事を塗装業に優れた会社に下請けの形で流します。
ただし、営業の上手い会社が自社の利益を優先するため、実際に工事を行う会社は少ない予算で仕事を完成させなければなりません。
その結果、どんなに優れた会社であっても、限られた予算内で十分な時間と手間をかけられず、品質の低下が発生する可能性が高まるのです。
□外壁塗装のプロを見分けるための資格とは
外壁塗装業には重要な資格があります。
「一級塗装技能士」と「塗装工事業許可」がその代表です。
これらは優良会社の目安となります。
1:一級塗装技能士
厚生労働大臣が認定する国家資格で、高い技術と経験を認められた証です。
受検資格は塗装業での7年以上の実務経験が必要です。
2:塗装工事の建設業許可
大規模な案件を受注するためにはこの許可が必須です。
建設業許可を持つ会社は、事業拡大のための準備として、専任技術者を確保し、資本金を準備しています。
□まとめ
外壁塗装は重要な投資です。
正しい会社選びをすることで、住宅の価値を守り、トラブルを避けられます。
資格を持つ会社の選び方を理解し、自宅の外壁塗装を安心して任せましょう。
当社は、外壁塗装のプロとして、20年以上の実績を誇り、当社の職人たちは1級塗装技能士の資格を保持しています。
尼崎市周辺で、外壁塗装を安心して進めたいという方は、ぜひお気軽に当社までお問い合わせください。
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